忍者ブログ

うっかりユーキのメモ帳 (旧アニ妻ぶろぐ。)

4年前に消えたブログを少しずつ復旧しつつ、たま~に新しい日記も書きますが、育児で多忙なため、大したことは書けません。

   2016

0830
こんど書くエントリでちょっと引用する用の資料です。

この本はそこらの図書館に置かれていますし、まだ書店にもありそうなので、著作権に配慮し、引用はなるべく細切れにします。書かれていることは、主に★日中国交正常化前(1970年前後)★の古い出来事であることにご注意下さい。以下、引用ブロックの中がテキスト起こし、それ以外は私の駄文です。


タイトル:新聞と「昭和」
著者:朝日新聞「検証・昭和報道」取材班
発行:朝日新聞出版
発行日:2010.6.30

P405
第24章 文革と日中復交
という大見出しの表紙。

P406~
情報源は壁新聞
(という小見出し。以降、この大きさの黒いフォントの太字部分は小見出し。)

(省略)

P407 途中~
記者交換と政治三原則

 日本と国交のない共産圏の中国に、朝日新聞、共同通信、NHKなど日本の報道機関 9社が北京特派員を送れるようになったのは、1964(昭和39)年9月からだ。 日中をつなぐ有力なパイプだった日中総合貿易(LT貿易)の枠組みのなかで、記者交換協定が結ばれ、各社の念願が実現し

P408
た。
 LT貿易は自民党長老の松村謙三と周恩来首相の会談で合意された。積み上げ方式で 貿易の拡大を図り、将来の国交正常化を目指すものだった。
 周恩来は当初から、「政治三原則」(①中国を敵視しない②「ふたつの中国」を つくる陰謀に加担しない③両国の関係正常化を妨げない)を対日政策の基本に据えて いた。②は台湾の中華民国を「中国」と認めないという意味だ。
 この原則が日本の報道各社の「順守すべき原則」とされたのは、68年3月、LT貿易 から「覚書貿易」に移行した際だった。記者交換協定も改訂され、記者枠は5人に減った。
 朝日の北京特派員、秋岡家栄(84)は中国外務省報道局に何度も呼び出された。政治 三原則の第2項に抵触する、台湾(中華民国)を国として扱った紙面への抗議が多かった。
(中略・マンションの広告中の地図に台湾が載っていただけでも抗議を受けたことなど)
この幹部は謝罪に 抵抗があったが、上司は「どんどん謝ればいい」と言うのだった。
 「中国側の文句に逆らえば、特派員追放のリスクが大きいことがはっきりしていたからだ」(外報部幹部のメモ)。特派員は、中国政府が報道各社に政治三原則を守らせるための"人質"でもあった。
 68年の記者交換協定の改定は、北京で交渉に当たった自民党衆院議員の田川誠一らと 中国側との間で「結
P409
論は一般には公表しない」(田川『日中交渉秘録』こととされ、報道されなかった。
 その不明瞭な措置が、のちになって「一部の評論家などから、日中記者交換協定が、 中国への敵視政策をとらないという政治三原則に組み込まれ、報道の自由を失って いるとの批判を招く」(朝日新聞社史)一因となった。
 72年の国交正常化後、記者交換は実務的な政府間協定に移行した。2006年の改定で 記者枠も撤廃された。

「歴史の目撃者」論

 文化大革命をどう見るか。1966(昭和41)年夏に始まった当初、朝日新聞は 中国で起きた出来事を冷静に観察し、どちらかといえば批判的な論調が目立っていた。

(中略・要旨:各社の特派員が次々追放される中、朝日の論調が微妙に変化。文革に意義を見いだそうとの主張も現れる。

P410
(中略)
(↓は1968年6月に日経の特派員がスパイ容疑で拘束されたときのこと)
 現地では、残された朝日、共同通信、NHKの特派員が覚書貿易北京事務所と 話し合った。当時、北京在留の邦人は家族も含めて二十数人で、「抗議の意思を示す ために全員で帰国を」との強硬意見も出た。しかし朝日の秋岡家栄(84)らが 「まずは差し入れなど救援を優先し、高いレベルの交渉で解決を目指すべきだ」と 主張し、結局、やはり慎重論でまとまった。
 秋岡は67年11月、前任の野上と交代。北京赴任に際し、社長の広岡知男から指示を 受けた。
 「それを書けば国外追放になるという限度があるだろう。そのときは一歩手前で とまりなさい。極端にいえ
P411
ばゼロでもいい。書けなきゃ見てくるだけでもいいんだ。 ただし絶対に事実を曲げたり、うそは書いてはいけない」
 広岡はのちに社内記録のための聞き取りで、秋岡への指示について語った。社内で 「歴史の目撃者」論と呼ばれる考え方である。

(↑zakzakの2014.4.23の記事は、P410~411を引用していました)
広岡・朝日新聞社長が訪中
(中略・要旨:自民党の松村謙三衆院議員が1970年春に日中覚書貿易交渉で訪中する際、朝日の広岡社長が同行し、松村代表団と周恩来の会見に同席した後・・・)
広岡は70年
P412
4月22日朝刊1面に「中国訪問を終えて」と題した署名論文を発表した。
 「私は、日中関係の現状を、もっと多くの日本人が、いま真剣に、勇気を持って 直視する必要があると思う。日本人が平和と非武装の理想に徹し、再び戦争に 巻込まれまいと考えるならば、中国の人びとの持っている警戒心をすみやかに解く必要があり、そのためには、どうしたらよいかという点について、徹底的な 国民的論議が行われなければならない」
(↑ここにどうしてもツッコミを入れたい。日中国交回復のため!とか美辞麗句言いつつ、この赤文字部分こそ、実は朝日にとって1番重要なことなんじゃないかと。つまり、完全にGHQの洗脳(WGIP)にヤラレちゃってるお花畑自虐(日本はとにかく悪い加害者)思想であるがゆえの、中国という「幻想の弱者(被害者)」びいき、平和や友好などという言葉には程遠い、言論の自由なき独裁政党(中国共産党)に頭を下げ報道人としての本当の使命やプライドに目をつぶってまでもやりたい「幻想の友好」の実現、そして、朝日の記事を読む者に対する、おそらく自覚なき洗脳行為(自身の被WGIP思想の再拡散と永遠の固定)である。国連など海外まで出かけていって反日を広める日本人&それを支援するマスコミ&従う外務省、という構図は現在日本の愛国者にとって最凶の困り事の1つだが、国内の人々(一般人・マスコミ人・知識人の区別なく)の間で今なお自覚なくWGIP拡散・連鎖が起こっていることも、また最凶に難しい事実だと思ふ。。。私自身も正直ほんとうにもう完全に洗脳から解けたのかどうかは分からない(´・ω・`)そのくらい強力な毒だ。)

(中略・要旨:↑は初訪中の所感だが、『朝日新聞社史』によると、これは「朝日の中国報道の姿勢を示したもの」かつ、翌1971年元日朝刊で展開した「日中復交」大キャンペーンにつながるもの。また翌2日、広岡社長が社内会合で改めてこのことを宣言し、事実上 「社論」の位置づけに。

P414途中~
社論を優先

(中略)
P415
(朝日の後藤基夫編集局長と周恩来首相の会見を、1971年11月6日にトップ記事で報道した件について↓)
 外報部の幹部の一人は私的メモにこう書き残している。
「後藤氏の中国訪問の前、および訪問中、局長室はとくに神経質になっていた。 (林彪事件など微妙な情報の掲載は)周会見を実現するため、やめてくれといわれた
(↓日中復交の実現のために・・・)
新聞にとって最も重要な日々の報道にもブレーキがかけられたことが、このメモからもうかがえる。
(中略・報道自制の例とか)

P416
 当時の社内には、中国に批判的な報道に対し「社論」を盾に露骨に圧力をかけたり、 「親中派」「親米派」のレッテルを張ったりする動きもあった
(中略・社内には「歴史の目撃者」論 への不満もあった云々・・・)
遅れた社外への説明
(中略・1970年秋から翌年初めまでの約3ヶ月間、特派員がついに朝日だけになり・・・)
 朝日に対する逆風が強まった。「特派員維持のために、本当のことを書いていない」 「中国べったりだ」といった批判だ。
(中略)
 70年秋の新聞大会。日本新聞協会主催の座談会「あすの新聞」で、こんな議論があった。 フロアから問いかけたのは北日本新聞の北側長二郎社長。
(中略(※)

((※)ここで引用される「新聞研究」(1970年12月号)の該当部分は別エントリに文字起こし済みなので、そちらを参照して下さい。)

P417
社内には不満もくすぶって いた。だが異論や意見具申は大きな声とはならず、具体的な行動にもつながらなかった。 なぜか。
(以下、↑の理由についての発言3例。発言カッコ内はそのまま抜粋しています)

元論説主幹の松山幸雄(文革中の一時期外報部デスクだった)いわく
「(社論を)明文化した指示とか通達はなかったが、支局閉鎖や特派員追放を避けるため、こう しなくてはいけないというような『空気』のようなものが編集局を包んでいた」

野上正(文革初期の北京特派員)いわく
「『中国報道の偏向』をうんぬんされるようになった原因は、出先ばかりでなく本社側にも中国当局の機嫌をそこねない ことだけに神経を使う空気が強まった結果だ」

秦正流(編集担当役員の経験あり)いわく
当時本社は、『日中国交の正常化を急ぐべし』、そして中国は一つとの立場から 『台湾との断行もやむなし』という社論を掲げていた……しかし、そのことと事物の客観的かつ公正な報道をすることととは峻別すべきものであり、前者のために後者を ゆがめるようなことは断じて許されない。その点に混乱があった

(後略)

****************************

テキスト起こし&要約は以上です。

くどいようですが、書かれていることは1970年前後のことですのでご注意下さい。中に出てきた「日中記者交換」協定は、1972年の日中国交正常化により翌73年に一応失効(←いまだ影響があるか否か議論あり。直後の74年の『記者交換取極』は詳細不明につき今後調べる予定…)しています。

前回と今回のエントリをUPした理由は、ネットで拾った とあるチラシに引用されていた朝日の広岡社長発言のソースを調べていたら、それについてエントリをまとめる前に、「新聞研究」と「新聞と『昭和』」という資料について、引用しておく必要を感じたためです。

が、日中記者交換協定に関する情報についてもまとめたくなってきてしまいましたw

数年間、育児に追われて情報収集をお休みしていた分のお勉強もやらなきゃいけないし、某サイトの更新も溜まりまくってるし、いくらデータ入力の速さに自信(関連資格複数もち☆)があっても、中々時間が足りないですね~(^^;

まぁ、ぼちぼちやるか・・・(`・ω・´)シャキーン!!

<関連エントリ>
【検証】本当に、朝日新聞の広岡社長が「中国の意向に沿わない記事は書かない」と言ったのか?ソースを探してみた。(2016.9.1)
【資料】 「新聞研究 1970年12月 No.233号」の一部テキスト起こし(2016.8.28)


NHK亡国論
著:西村 幸祐
出版社:ベストセラーズ
発行日:2014.9.26
内容:「NHK」と「朝日新聞」はGHQが生んだ、 双子の“売国メディア"である! ! 日本最大のマスメディア・NHK 今まで誰も書かなかった、その“闇"を暴く!


まだGHQの洗脳に縛られている日本人

著:ケント・ギルバート
出版社:PHP研究所
発行日:2015.5.26
内容:著者は40年近く日本に住む米国人弁護士のケント・ギルバート氏。戦後占領期にGHQは「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(WGIP)」というマインド・コントロールによって日本人を徹底的に洗脳し、「愛国心」と「誇り」を奪った。それから約70年、日本人はその洗脳にいまだ縛られており、それに乗じて近年では中韓の反日工作が凄まじいが、それらがとんでもない捏造であり、悪質なプロパガンダにすぎないことを確信した著者は読者に、こう強く訴える。〈一方的な「嘘」や「プロパガンダ」に負けないでください。そして、今こそ日本人としての「愛国心」と「誇り」を取り戻してください。そのために必要な「知識」を学び、それを堂々と主張できる「勇気」を持ってください。

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
05 2017/06 07
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
プロフィール
HN:
ユーキ
性別:
女性
職業:
そこらの子持ち主婦
趣味:
ググること・作曲・ゲーム
自己紹介:
ネットを見てない人たちへ情報拡散したい!と強く思っているヘッポコ主婦のメモ帳です。2006旧ブログ開設、2012更新休止…(その5ヵ月後ブログ全削除の憂き目に)…2016.8ブログ再開。古い記事の復旧には時間がかかりそうですが、ぼちぼち頑張ります。

4年ほどネットを休んでいた&今も多忙なため、情報収集が追いつきません。しかも20代まで「何となく極左」だったアホです。お手やわらかに願います(^^;

デマを流したくないので、間違いのご指摘はありがたいです。よろしくお願いします。

2016.9.2ツイッター始めてみた→
最新コメント
[12/21 ナナシ]
[03/25 あらら]
[01/15 名無権兵衛]
[01/07 名無権兵衛]
[10/23 ゆみこ]
 
マスコミ
放送法遵守を求める視聴者の会
朝日新聞を糺す国民会議
テレビ番組スポンサー表@ wiki
偏向報道にはスポンサー問合せ まとめ@wiki
朝日珊瑚事件を語り継ぐサイト
朝日新聞を購読しましょう(キャッシュ)
朝日珊瑚事件を語り継ぐサイト
検証朝日新聞報道
朝日新聞の真実
毎日新聞問題の情報集積wiki
毎日新聞の英語版サイトがひどすぎる まとめ@wiki
捏造・やらせ・偏向報道
ポチは見た!~マスコミの嘘と裏~
マスコミ不信日記(休止中)

2chまとめ
ハムスター速報
痛いニュース
保守速報
特定アジアニュース
大鑑巨砲主義!
U-1速報
黒マッチョニュース
アルファルファモザイク
厳選!韓国情報
もえるあじあ(・∀・)

法案等
日本海呼称問題(外務省HP内)
自治基本条例に反対する市民の会
外国人参政権に反対する会
国籍法改正案まとめWIKI
人権擁護法案反対VIP総司令部まとめサイト
サルでもわかる?人権擁護法案

ヲチ系
Birth of Blues
『日本カトリック正義と平和協議会(正平協)』の言動につまずいた方へ
BKD列伝~酒たまねぎやURAホームページ内
世の中を生暖かく見守るブログ(旧)
世の中を生暖かく見守るブログ(新・閉鎖?のキャッシュ)
電脳補完録(閉鎖?)のキャッシュ
壇君WHO'sWHO(閉鎖?)のキャッシュ
パクリ大国 南朝鮮(閉鎖?)のキャッシュ

親日外国人
シンシアリーのブログ
テキサス親父さんYoutube動画
ケント・ギルバートの知ってるつもり
Michael Yon JP

その他
韓国は“なぜ”反日か?
歴史ニンシキガー速報
左翼がサヨクにさよく時(旧サイトのキャッシュはこちら
Irregular Expression?
もう黙ってはいられない
美味しんぼの嘘を暴け
週刊オブイェクト

記事メモ
麻生首相はメディア攻撃の犠牲者となった(2009.2.20シンガポール紙「ストレーツ・タイムズ」~2chスレ魚拓)
先生!何で日本共産党はチベット問題をスルーしてるのですか(ブログ「25 o'clock」の電凸記事のキャッシュ)
メディアパトロールジャパン、悪質なクラッカーに攻撃されていた(2010.11.29やまと新聞のキャッシュ)

チラシサイトBBS
ついったー
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]

Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP